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シールドルーム(1) [脳のはなし]

1.シールドルーム?

 シールドルームというのがあります.Shield roomですから「遮断の部屋」です.ちょっと専門的に言うと,「電磁波遮蔽室」でしょうか.電気生理学屋さんにとってはとても大切な場所で,自分の城の様な存在でありながら,唯一の避難場所でもあるのです.私が使っていたシールドルームは,前任の大先生が使用していたものを大幅に改編したものです.電気生理学というのは,非常に小さい生体の電気活動を高精度(?)の増幅器を使って,オシロスコープ(モニター)に波形を映し出すことから始まります.医学部や理学部の学生時代にきっと学生実習というのをやっており,必ずと言っていいほど,筋活動か脳波,心電図などの電気現象を記録したと思います.心電図よりは,筋電図,筋電図よりは脳波の方が,正確な記録が難しくなります.でも,最近の機械は本当に良くできています.誰でも,取扱い説明書に記載されている通りに線を繋げば,それらしき波形がしっかりと記録できます.ですから,臨床の現場や学生実習においてさえも,電気生理屋さんは,全くと言っていい程,必要とされていないのです.でも,何故か,電気生理屋さんは世の中から姿を消すことがありません.しばらくは無いと思います.どうしてでしょう?
 
さて,話を戻すと,シールドルームには設計する先生の意志やこだわりが一杯あります.僕は,これまで,日本やもとより欧米の数多くの実験施設を見てきましたが,欧米の学者さんや研究者さんは,Respect されているな~~っという感想です.実は,シールドルームを見ると,その研究施設や大学のレベルが分かります.分かると言っても僕の解釈の範疇ですが.
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