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「ドーパミンニューロン」のはなし(3) [脳のはなし]

3.ドーパミンニューロンとカルシウムチャンネル

 

 種による違いがあるものの,ドーパミンニューロンの安定的な発射活動を維持するイオン機構として,カルシウムチャンネルが持つ意義は大きい様である.複数のカルシウムチャンネルが関与しているが,ニフェジピン感受性のカルシウムイオンチャンネル(N-type)やωコノトキシン感受性のカルシウムイオンチャンネル(L-type)などが関与するらしい.調べて行くうちに,どうも,ドーパミンニューロンの発射活動を維持するイオン機構は,心臓細胞の持つイオンチャンネル機構と似ていることが分かった.これらのイオンチャンネルブロッカーをドーパミンニューロンに作用させると,ドーパミンニューロンの安定した発射活動が変化する.血管の収縮にも当然カルシウムチャンネルは重要な役割を演じているので,カルシウムチャンネルブロッカーは,心臓の収縮力を低下させる働きや,高血圧治療にも用いられています.特に,N-typeのカルシウムチャンネルブロッカーは,臨床的に良く使用されているので,心臓病の治療や高血圧の治療を受けている患者さんのドーパミンニューロンが心配になります.
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Zuyoyo

87歳の父が、レビー小体型認知症ぽい。パーキソニズムがあります。Caチャネルブロッカー飲んでます。ドンピシャ!父のドーパミンニューロンを心配してくださる方、初めてかも。ありがとうございます。
by Zuyoyo (2014-08-22 10:35) 

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